【もはやザ・ムービー】64遊撃隊、感動の再帰還!『Star Fox Direct 2026.5.7』感想

ゲーム

初期ポリゴンゲーの名作『Star Fox』

平面的な2Dの「ドット絵」から立体的な絵作りを可能にし、今やゲームの表現において主流となった「ポリゴン」。

任天堂の作品で初めて使用されたのは、1991年の『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』でのOPまでさかのぼります。

その時点ではまだ市民権を得ていなかったポリゴン技術。

それもやがて1993年になると、ついに先進的な3Ⅾゲームがスーパーファミコンにも登場。

それこそが任天堂初の3Dシューティングゲーム『Star Fox』!

擬人化された動物キャラたちで構成された世界観で、狐をモチーフにしたフォックス・マクラウドを中心にした雇われ遊撃隊メンバーたちが、狂気の天才科学者アンドルフの野望を食い止める為に、戦闘機アーウィンを駆って宇宙を股にかける一大SF物語。

スーパーファミコンでは困難だった3D表現を、新開発の『スーパーFXチップ』を組み込んで強引に実現させたのがこの作品である。

まだ本格的な3Dゲームが作られ始めた頃なので、テクスチャー無しの生ポリゴン上等な絵作りが時代を感じさせるのもご愛敬。

作中では特に音楽面が印象に残っており、特に惑星コーネリアのBGMなんて最高の逸品である。

画面が地味だったり、ちょいと難度は高めではあるものの、アタシにとっての初めてのポリゴンゲーだった本作は、今なお思い出に深く刻まれております。

『64』で完成度は頂点へ

そして次世代機のNINTENDO64ではグラフィックは当然の事、ゲームバランスや操作性なども改善され、未だにシリーズ最高傑作と呼ばれる『Star Fox64』が登場!

戦闘機アーウィンのみならず、戦車のランドマスターや潜水艦のブルーマリンにも搭乗するなど遊びの幅も広がった内容で、ストーリー面も含めたゲームの完成度はさらに向上。

64を代表する神ゲーの一つとも称されるほどの評価を得ました。

任天堂の作品では今現在でも珍しい、フルボイスでのキャラ同士のクセになる掛け合いも聴きどころである。

2011年にはニンテンドー3DSでリメイク版も発売されたものの、できれば家庭用ゲーム機でリメイクして欲しかったなぁ…というのが本音だったあの頃。

すでに一度リメイクを出してしまった手前、再リメイクなんて夢のまた夢…と長年あきらめムードだったところに、いきなり寝耳に水なニュースがゴールデンウィーク明けに飛び込んできたっ!!

『Star Fox64』、超リメイクで復活!

なんとあの『Star Fox64』が、2026年5月7日にNintendo Switch2専用ソフト『Star Fox』として再リメイクの発表!

き、き、来たぁああああああ!!!!

現在公開中の『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』にもゲストキャラで出演している遊撃隊メンバー。

そんなヤツらが、今が旬の絶好のタイミングで蘇る…!

正直この展開は全く予想だにしておりませんでした。

キャラデザインはいつもの任天堂の作品とは一味違った、洋ゲーテイストプンプンな見た目になっており、何だか新鮮な気分。

そして脳内で思い描いていた以上といってもいい本作のグラフィックには感動ひとしきり。

フォックスさん、毛並みフッサフサやないかい!

Star Fox1

イベントシーンの描写なんてもう『スターフォックス・ザ・ムービー』と呼んでも差し支えないほどのクオリティである。

Star Fox2

カエルキャラのスリッピーのテラテラな皮膚感なんかも目を引くポイントだ。

そしてこれが令和に蘇ったアーウィン!

Star Fox3

三機体による実際の戦闘画面はこんな感じに。

Star Fox4
メインの空中戦を担当する主役機アーウィン
Star Fox5
一定時間ホバリング状態も可能な戦車ランドマスター
Star Fox6
貴重な海中戦闘を楽しめるブルーマリン

う~む、素晴らしい…

ゲームはメインのストーリーモードや、本編のステージを使って用意された課題をクリアしていくチャレンジモードのほかに、3つのルールで競い合う4対4の対戦モードなどが収録。

Star Fox7

更にはカメラ機能を使ったゲームチャットでプレイヤーの表情をトレースする、なんて要素もあったり。

Star Fox8
任天堂のお偉いさん、小泉歓晃氏による渾身の顔芸を反映の図

わざわざこんな機能を使って遊ぶユーザーが果たしてどれだけいるのやら…ってな感じもするが、将来的にもしかすると画期的なゲームを生み出すための布石になるかもしれない。

驚きの安さで6月発進

そして注目の発売日は、発表翌月の6月25日…だと?

任天堂のゲームではよくある事とはいえ、この発表からリリースまでの早さには相変わらず驚かされるばかりである。

おぉ…聴こえる…聴こえるぞ!

逸る気持ちを抑えられないオレに「6月まで待ってろよアンドルフ?」と、やんわりとたしなめるフォックスの声が!(錯乱)

値段に関しては任天堂の製品ですら軒並み大幅値上げをせざるを得ないこのご時世に、パッケージ版が6480円ダウンロード版は5480円なのは破格の安さといっていいんじゃないでしょうか。

ただ全16ステージ構成とのことなので、さほどゲームボリュームがあるわけではなさそうだが、なによりあの名作がこの神グラフィックとオーケストラサウンドで帰ってきてくれただけで、もう何の文句もありません。

ぶっちゃけ7980円とかでも喜んで買っちゃうぜオレは?

Star Fox9
メンバー横並びで闊歩するその絵面はさながら『Gメン’75』の如し

こうして任天堂ゲーなのに「買わなきゃハドソン」なタイトルの思いがけない復活で沸き返った5月7日だったのでした…

積年の思いがこのタイミングで叶うという、僥倖ここに極まれりって感じの今回の『Star Fox Direct』。

もうこうなったらこの勢いのままに初代のリメイクも出してほしいくらいである。

Star Fox10

のみならず、同じく64で出した『ゼルダの伝説 時のオカリナ』も来年の映画公開に合わせて再リメイクしてくれてもええんやで?

それでは今回はこの辺で!Good Luck!

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