【ダイヤルとカセット】ドリフ、8時に帰還!NHK『うたコン』’25・10月14日回感想

うたコン 邦楽

92歳と82歳コンビのドリフ!

尾藤イサオ回でも言及しましたが、「ほぼ毎週」の火曜日に放送の歌番組『うたコン』。

今週のラインナップがまたいい感じだったので、熱が冷めやらぬ間にお届けしたいと思ったが…
金曜にアップは遅きに失しているのか?

これでも急いで書いたつもりなんです!
あと、画像がテレビ画面から直撮りなんで見づらいのは許して!

今回は11組(実質9組)ものゲストが出演とパンパンに詰まった内容。
こんだけ顔写真が多い週もあんまりないような…

「テレビが生んだヒット曲」というかなりボヤッとしたテーマだが、もう長寿番組だから仕方がないよね?
スタッフも毎週どういうネタで番組作りをしようか四苦八苦していそうだ。

うたコン

トップを飾るのはザ・ドリフターズ加藤茶高木ブーのコンビ。
もう存命メンバーもこの二人だけになってしまいました…

といっても加トちゃんもすでに82歳、ブーさんはなんと92歳(!)…だと?
この年齢での生放送の出演はスゴいとしか言いようがない。

子供のころからかすかな記憶ではあるものの『8時だョ!全員集合』から始まり、『ドリフ大爆笑』、『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』、『志村けんのだいじょうぶだぁ』、『バカ殿様』などもよく見ていた世代からすれば感慨深いものがあります。

出演者たちも大挙して自身の代表曲をメドレー形式かつ、懐かしのスクールメイツ風味も織り交ぜたステージング。

ドリフ1

8時になると「全員集合!」の掛け声とともにメドレー再開。
NHKスタッフも、かつてのTBSの名番組にリスペクツを込めた粋な演出を見せる。

その中でメンバーの平均身長が183㎝純烈と横並びになった加トちゃんの身長比が、大人と子供くらいの差があったのはデカすぎるインパクトだ。

ドリフ2

まるで有名な「捕まった宇宙人画像」を思い起こさせるような絵面である。

感想を述べる加トちゃんは、歌い終えた充実感からか「もう死んでもいいわ」と遺言(?)を口にすると、司会の谷原章介が「せめて放送時間内までは生き延びて下さい!」と懇願w

続いては一世を風靡したドラマ『金曜日の妻たちへⅢ・恋におちて』の映像をチラ見せしつつの主題歌、小林明子の『恋におちて-Fall in love-』。

小林明子

小林は歌詞の「ダイヤル回して」の意味が通じる人って今ではどのくらいなんでしょう…とコメント。
大丈夫だ、オレを含めたうたコン視聴者の7割はわかってますから!

紅白振り返りは92年回

今年の番組内の企画である「プレイバック紅白」は1992年の第43回。

その年に開催されたバルセロナ五輪にてわずか14歳で金メダルを獲得、日本中を「たまげたなぁ…」状態にさせ国民的ヒロインになった岩崎恭子などのオリンピック出場選手たちも出演した懐かし映像。

岩崎恭子

270万枚の特大ヒットをかました米米CLUBの『君がいるだけで』や、DREAMS COME TRUEの『晴れたらいいね』、紅白がラストパフォーマンスになったチェッカーズなどが登場。

チェッカーズ

92年はテレビ放送開始から40年をふり返る意味も込めて、森口博子が『アタックNo.1』(これも再放送で見てたなぁ…)を歌ったり、何故か鳥羽一郎山川豊の兄弟コンビで歌う『巨人の星』の主題歌、はに丸などNHKおなじみのキャラやアトムのバルーンが出てきたりとなかなかのごった煮状態である。

アニメキャラ大集合

コーナーの締めは、この年が紅白初出場になった藤あや子がミリオンヒットした『こころ酒』を披露。

藤あや子

今でもイカしたFOVと甲斐バンド

他にはこちらもミリオンヒットした『突然』でFIELD OF VIEW…ではなくヴォーカルの浅岡雄也の単独での出演。(流動的なメンバー構成ながらも、バンド名義でもたまに活動中)

小林が「ダイヤル」ならばこちらは「カセット」の死語が歌詞にでてくるが、たとえ古い表現であってもこれからも大切に歌い続ける決意を口にする浅岡であった。

年齢は50代中盤ながらも、当時から変わらぬ見た目とスーツ姿と爽やかすぎる歌声をキープしておりました。

浅岡雄也

小林、浅岡と並んでアタシ的には目玉の一つであった甲斐バンドは『安奈』と『HERO(ヒーローになる時、それは今)』のメドレー構成。

ロックバンドでは初のNHKホールでライブをした当時の思い出なども語る。
相変わらず甲斐の声もよく響きわたっていたのは流石だぜ!

甲斐バンド

ただし、『安奈』のアレンジはイマイチなんだよなぁ…オリジナルに戻してくれませんか?

ロック好きで知られる藤あや子は彼らのファンでもあるらしく、ちょっと興奮気味だったのは面白シーンである。

ラストでは、今年の紅白の司会者たちを発表しつつ番組終了。
単独で記事にしたい楽曲も複数あり、いつにも増して充実感のある回でございました。

今ならまだ「NHK ONE」でも見逃し配信で視聴できるので、興味があるなら急いで見るんだ!
期限は来週の火曜までなんで「はやくしろーっ!間に合わなく(略)」

今後も注目歌手が出演する際は、今回以上の「なるはや」で記事にすることを宣言します!
でも…ホントにできるかな?できないかな?(震え声)ま、ちょっと覚悟はしておいて?

それでは今回はこの辺で!


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