【我らマッチ派】栄光のレッツゴーヤング回!『うたコン』’26.10.6感想

レッツゴーヤング 邦楽

伝説のアイドル特化型の音楽番組

音楽番組が現代以上に充実していたと言われる昭和。

その中で、NHKにてナウなヤング向けに特化した番組がかつて存在していた。

1974年から86年まで放送され、今でもアイドル音楽番組の代名詞と語り継がれる伝説の『レッツゴーヤング』である!

レッツゴーヤング

今回の『うたコン』は懐かしのレッツゴーヤングを振り返っちゃおうという、まさに「待ってました!」な神企画だ。

この番組も辛うじてリアルタイム視聴経験者ではあるものの、まだ音楽に興味を持つ前のハナタレ小僧の頃だったので、観たといっても数回ほど。

それでもバックダンサー集団、スクールメイツ(レッツゴーヤングの時はヤングメイツ名義)を引き連れた華やかなステージ上で、今をときめく人気歌手たちが歌い踊る番組だった印象は残っているので、それだけインパクトが強かったという事だろう。

注目のスタジオゲストは当時番組を彩った近藤真彦と松本伊代、そして視聴者代表として北斗晶のお三方。

近藤真彦 松本伊代 北斗晶

世はまさにアイドル黄金時代だっただけに、当時の人気アイドル歌手たちの懐かし映像がてんこ盛りである。

まずはキャンディーズを皮切りに岩崎宏美や沢田研二、そして新御三家などといった70年代に活躍した面々を当時の年齢も紹介しながらの名場面集。

キャンディーズ
岩崎宏美
沢田研二
新御三家

しかし当時の映像を観て思うのは巷でも散々言われていることだが、やっぱり昭和の芸能人は全体的に見た目が良く言えば大人っぽくあり、悪く言えばやたらと老けて見える点だ。

時代による流行りの服装や髪型など色々な要因があるだろうが、昭和は実年齢以上に大人っぽく見せる風潮があったのは間違いない。

少しでも若く見せようと躍起になっている現代の芸能人とはまるで違う方向性に、改めて隔世の感を覚えずにはいられないアタシであった。

続いて映像は70年代から80年代へとバトンタッチして、マッチと伊代たちの出番である。

初々しいマッチと曰く付きの伊代

マッチの番組初出演は、まだたのきんトリオ名義で活動していた頃。

たのきんトリオ
この時の自身のダンスについて「雑!」とツッコむマッチw

この時のマッチはまだ15歳で、田原俊彦とは実は4歳も離れていたと今になって知ったのだが、トシとは2歳差くらいのイメージだったので、これはかなり意外だ。

ただ年齢差があってもグループ内では上下関係は特になく、和気藹々とした現場だったと語る。

近藤真彦

後にソロデビューを果たし『スニーカーぶる~す』や『ギンギラギンにさりげなく』などのかつてのマッチの雄姿を見ながら伊代は「トシちゃんの妹キャラ」の売り文句でデビューしておきながら実はマッチファンという定番ネタを披露すると、北斗は負けじとマッチ主演の映画『ハイティーン・ブギ』のヒロイン役オーディションに応募していた過去を明かす。

司会の谷原章介もマッチ派を公言し、番組を挙げて彼の神輿を担ぐ様はまさに『ヨイショッ!』といった具合だ。

伊代の紹介曲はもちろんデビュー曲かつ代表曲で、更にはNHKの検閲に触れたことでも知られる『センチメンタル・ジャーニー』。

NHKは番組内で取り上げた対象が営利に当たると判断した場合、商品名や企業名を伏せる方針をとっている事はよく知られているが、この曲では「伊代は16歳」の歌詞が商品宣伝に該当しているという、なんかよく分からん理由で変更されてしまいました。

松本伊代
当時、話題になったらしい歌詞の差し替えシーン

だったら倉沢淳美の『プロフィール』なんて、NHKじゃ完全な御法度ソングじゃないですか…

少なくとも伊代の方は今ではその枷は解かれ、元の歌詞どおりに歌ってもオッケーとの事なので「結局なんだったの、その意味不明な制約は?」と首を傾げる人たちが殆どだろうが、まぁそういう時代だったという事で。

マッチの大ボケ発言も炸裂する思い出話

当時の番組内では視聴者からのハガキ紹介やちょっとした余興、洋楽カバーのコーナーもあった中で目玉の一つがアイドル同士でのコラボ。

北斗が選んだ名場面は愛しのマッチが石川秀美、柏原芳恵、早見優と絡んだシーンで「あたしのマッチから離れてえぇ〜!!」と絶叫していた、まだ夢見る少女時代だったエピソードを披露。

近藤真彦 石川秀美 柏原芳恵 早見優

他では番組独自のグループ、サンデーズの一員で後に声優で大成する日髙のり子がVTR出演。

サンデーズ
真ん中がサンデーズ時代の日髙(18歳)

ついでに言うと、超名作SFアニメ『トップをねらえ!』ではダブルヒロインとして共演する事になる佐久間レイもサンデーズ出身である。

当時の思い出については、毎週日本語に訳した洋楽を踊りと一緒に覚えなければならない上に、歌唱担当の講師によるスパルタ指導など芸能界の厳しい現実に四苦八苦していたと述懐する。

日髙のり子

時間的余裕もなく、過酷なレッスン環境に身を置いた時代ではあったものの、それでもレッツゴーヤングは学校でもあり青春を感じられた場所だったと語る日髙でありました。

実はマッチもサンデーズのメンバーになりたくてスタッフに直談判していた事を明かすが、鬼のレッスン風景の映像を見た後は「やっぱり選ばれなくて良かったです」とすぐさま前言撤回w

ただ、もし彼が選抜されていたら歌唱力はもっと向上していたかもしれない事を思えば、ちと残念な気がしない事もない。

そんな思い出話の中で驚いたのはマッチは番組に何度も出演していた当事者でありながら、最近までレッツゴーヤングは生放送番組だと勘違いしていた(実際は収録番組)という、世紀を跨いだ余りにも壮大すぎるボケ発言をかます。

確かに生放送っぽい番組構成ではあるものの、一般視聴者ならともかく、なんで出演者が何十年も気付いていなかったのかが謎である。

余りに忙しすぎて新聞のテレビ欄を見たりとか、自身が出演する番組のオンエアチェックをする習慣が無かったのかもしれんが…それにしてもなぁ…w

花盛りの80’s女性アイドル達

最後は80’sの人気女性アイドル達の艶姿を、当時の年齢も交えてお届けさせていただきます。

まずは80年にデビューのこちらの4人から。

つっても岩崎良美は姉の宏美ともどもアイドルと呼んでいいのか微妙なポジションだが…

松田聖子
柏原芳恵
河合奈保子
岩崎良美

続いて82年組からは、この3人。

ちなみに伊代は前年の81年にデビューです。

石川秀美
早見優
小泉今日子

番組末期の84年と85年にデビューしたのはこの3人。

斉藤由貴
本田美奈子
荻野目洋子

いや~ステージを含めて皆さん輝いてますな!

ただ、ご覧の通り80’sの主役の一人である中森明菜の姿が見当たらなかったが、その件に関してはみなまで説明する必要もないだろう。

NHKさんだって、断腸の思いで泣く泣くカットしてるんだから堪忍してあげて!

すでに番組が終了してから40年が経っているものの、今見てもあの頃の芸能界ってホントにキラキラしていたんだなぁと再確認できた最高の内容である。

スクールメイツ
「オレ達の」スクールメイツだって主役の一員だぜ!

実はCSの歌謡ポップスチャンネルでは今でも絶賛再放送中なので、あの頃の興奮をもう一度味わいたくなったら加入してみるのもいいんじゃないでしょうか。

それでは今回はこの辺で!

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